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「赤道儀」なしで長時間露出

「星が流れない」露出時間で実験した通り、1分を超える長時間露出では日周運動により星が「点」ではなく「線」で写る。
それを回避するためには日周運動を自動で追尾する「モータードライブ赤道儀」が必要となる。
ただし赤道義は非常に高価。星野写真用のポータブルタイプ赤道義、 サイトロンのナノ・トラッカーで20000円弱、 ビクセンのポラリエで40000円弱。
星関係の機材は高価なものが多いがこれはボッタクリレベルの高さ。

赤道儀なしでも長時間露出で撮影したっぽいものが作れる方法がある。
15〜30秒程度の「星が流れない」写真を複数枚撮影し、それらをコンポジット合成するだけである。

15秒×1枚15秒×4枚

結果

複数枚の加算合成で多くの星を明るく写すことができた。

考察

赤道儀なしで「点像」で星を写すことは可能である。 また、露出時間が長く設定できないコンデジでの撮影に有効な手段である。
ちなみに1枚の写真をコピーして加算合成しても同様に明るく写すことができる。ただしノイズも加算合成されるので目立ってくる。
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